天地淵瀑布(1990年4月 62歳)

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西帰浦の町には、中心部から東西にそれぞれ歩いて10分くらいの所に、正房瀑布と天地瀑布と言う2つの滝があります。 このうち正房瀑布は町の東方約500mの所にあって、落差23mの絶壁から海に直接落ちる珍しい滝です。 しかしこの滝は足場が悪いのか見物には行きませんでした。 もう1つの天地淵瀑布は、バス停から公園の中の清流に沿って造られた石畳の道をしばらく歩いた所に有りました。 近付くにつれて滝壺に流れ落ちる轟音が、静寂な空気の中をこだましてきます。 道の突き当たりに、高さ22mの垂直な岸壁から流れ落ちる2条の見事な滝が見えてきます。 周囲は青々とした亜熱帯樹林に覆われ、滝壺の白い飛沫に調和して、深山幽谷の美しい風情を醸していました。
絶え間なく落ちる水しぶきで、辺りの空気までひんやりとした感じがします。 それだけに、湧き出た水も冷たいと言うことでしょう。 深さ20mの滝壺には、天然記念物の大ウナギが生息していると言われています。 この滝の上流には天帝淵瀑布と同じく川はなく、漢拏山に蓄えられた地下水が、岩の割れ目から湧き出して来たもので、天然のミネラルウオーターとして利用されています。 その為に下流の水も澄み切って、川底の石や魚までよく見えていました。 済州島の水道水は、多分総てがミネラルウオーターではないでしょうか? 羨ましい限りです。 |